『こまめに水分と塩分補給。熱中症の予防方法と応急処置』

もし災害に遭ったとき、どのような行動をすればよいのか。
大切な家族を守るためのミニ知識をシリーズでお届けします。

こまめに水分と塩分補給。熱中症の予防方法と応急処置

海やプール、BBQにキャンプといった外遊びが増えるこの季節。
子どもたちが熱中症にならないよう、大人と子どもの体感温度の差に気をつけましょう。
特にベビーカーは、日差しや地表の照り返しなどで風通しが悪くなりやすいので注意してください。

熱中症の予防は、涼しい服装と日傘や帽子、水分・塩分補給、日陰での休憩をこまめにすること。
太陽の光が生む地面からのふく射熱は、子どもの体力をどんどん奪っていくので、涼しい朝や夕方に行動するように心がけましょう。
ペットのワンちゃんなども同様です。

熱中症は健康障害の総称で、以下の4つに分類されます。

熱失神[めまい、一時的な失神、顔面蒼白]

皮膚血管が広がることで血圧が低下、さらに脳血流が少なくなることで起こります。脈は速くて弱くなります。
〔救急処置〕
涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ、水分を補給すれば通常は回復します。

熱けいれん[筋肉痛や手足がつる、筋肉のけいれん]

大量に汗をかいたのに水だけを補給し、血液の塩分(ナトリウム)濃度が低下することで筋肉に痛みを伴うけいれんが起こります。
〔救急処置〕
生理食塩水(0.9%の食塩水)を補給すれば通常は回復します。

熱疲労[全身倦怠感、悪心・嘔吐、頭痛、集中力や判断力の低下]

大量に汗をかき、水分の補給が追いつかないため脱水症状に。それが熱疲労を引き起こします。
〔救急処置〕
涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ、水分を補給すれば通常は回復します。

熱射病[体温が高い、意識障害、呼びかけや刺激への反応が鈍い、言動が不自然、ふらつく]

体温の上昇のため中枢機能に異常をきたした状態。意識障害のほか、ショック状態が見られることもあります。
〔救急処置〕
死の危険のある緊急事態! ただちに全身に水をかけたり、濡れタオルを当てて身体を冷やします。
また、首筋や脇の下、大腿部の付け根など大きい血管がある部分を水やアイスパックで冷やすのも効果的です!

熱中症が起きてしまった場合、「本人の意識がはっきりしていない」「自分で水分や塩分が摂取できない」「症状がよくならない」 以上の症状がひとつでも該当したら、すぐ医療機関へ連れていきましょう。
最後に、寝ている時にも熱中症は起こります。寝る前の水分補給と快適空間の確保も大切です。

CHECK!!
環境省 熱中症環境保護マニュアル2018
http://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_manual.php

記事:防災士 渡邉 徹氏
インテリア商社在籍中に3・11を横浜で経験し、想定外と家族を考えるために防災士になる。関東大震災での最大被災地となった墨田区の東京都慰霊堂や新宿公園での防災講演をする傍ら、熊本大地震の際には現地入りして被災者支援活動を実施。楽しさのアプローチを標榜するため、『防災プレッパーズ』や『防災ママ』をwebで展開している。

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