今回は、父の日にお勧めの料理です。
母の日に比べて影の薄い父の日ですが、生まれたのはアメリカで、バラの花を贈る習わしでした。
日本には1980年代ごろから広がり、現在は黄色のリボンやバラを贈るようになりました。
そこでご紹介するレシピは、黄色いリボンならぬ、黄色いビールによく合う2品をご用意しました。
まず最初にご紹介するのは、マグロのステーキ甘辛野菜ソース。
マグロの赤身には、健康維持のためのたんぱく質や新陳代謝を活発にするタウリンが豊富に含まれています。
しかも低脂肪・低カロリーなので、お腹周りが気になるお父さんにも最適。
作り方のポイントは、マグロをミディアムレアに焼くこと。
甘辛ソースに酢やレモンを加えて、味を引き締めても美味しくなります。
よく冷えたビールにベストマッチ
「マグロのステーキ甘辛野菜ソース」
調理時間(約):20分
❖材料
マグロブロック=1柵、塩・胡椒=適量
アスパラガス=2本、ズッキーニ=1/2本
ブロッコリー=1/6房、ナス=1/2本
パプリカ黄赤=1/4個、ニンニク=2片
オリーブオイル=大さじ2
<甘辛ソース>
だし汁=300cc、醤油=50cc
みりん=30cc、料理酒=50cc
ハチミツ=大さじ1、豆板醤=小さじ1
水溶き片栗粉=大さじ2、ごま油=小さじ1
❖作り方
- マグロの両面に強めの塩・胡椒を振る。甘辛ソースの調味料(水溶き片栗粉、ごま油を除く)を合わせておく。
- アスパラは長さ2cmに切り、ズッキーニ、ナス、パプリカは1cm角に切る。
ブロッコリーは小房に分ける。
ニンニク1片はスライスに切り、もう1片は4等分に切る。 - 熱したフライパンにオリーブオイル、4等分のニンニクを入れ、マグロの両面を中火で焼く。
焼き色がついたら、取り出す。 - ③のフライパンに②の野菜とニンニクスライスを入れ中火で炒め、7割火が通ったら甘辛ソースを加える。
- ふつふつと煮立ってきたら火を止め、水溶き片栗粉を入れとろみをつける。
仕上げにごま油を加えて香りをつける。 - ③の粗熱がとれたら、7〜8mmのそぎ切りにして、器に盛りつける。
- ⑤のソースをかけて完成!
野菜不足を一気に解消する
「焼き鳥風野菜のオーブン焼き」
次にご紹介するのは、焼き鳥風野菜のオーブン焼き。
日頃外食が多く野菜が不足しているお父さんには、ピッタリの料理です。
特にナスやズッキーニ、パプリカなどの夏野菜には、カロチンやビタミンC、ビタミンEを多く含む野菜が多く、夏バテには効果的。
色鮮やかな野菜たちで、頑張っているお父さんを癒してあげましょう。
もちろん、作り方はカンタン。
材料を串に刺して焼くだけで、最高のビールのおつまみになります。
白ネギやこんにゃくをはじめ、ししとうやシイタケ、ミニトマト、セロリなどお好みの素材を使ったアレンジもお勧めです。
調理時間(約):20分
❖材料
ズッキーニ=1本、ナス=1本、長芋=1/6本
パプリカ赤黄=1/3個、魚肉ソーセージ=2本
竹串=10〜15本
<焼き鳥のタレ>
醤油=大さじ3、酒=大さじ1
みりん=大さじ1、ザラメ=小さじ2
ニンニク=1片
❖作り方
- ズッキーニ、ナス、長芋、魚肉ソーセージを厚さ1cm幅の輪切り。
- パプリカを2cm角に切る。
- ①と②を彩りよく竹串に刺す。
- タレを作る。
調味料とニンニクを小さめの手鍋に入れ、沸かし火を止める。 - 220℃に温めたオーブンで③を7〜8分焦げないように様子を見ながら焼く。
仕上げにタレを塗り、1〜2分焼く。 - こんがりと焼けたら器に盛りつけて完成!