湾岸エリアに秋の気配が漂い始めたら、もうすぐ豊洲マラソンです。
子どもから大人まで、すべての人が楽しめるこのイベントも今年で8年目。回を重ねるごとに参加希望者が増え続け、現在も順調にエントリー者数が伸びています。
そこで今号では、正式決定したマラソンコースの全容を紹介。スムーズに走るためのチェックポイントなど、実戦に役立つ直前情報をお届けします。

今年の豊洲マラソンは、水と緑あふれる新たな憩いの場として7月に部分開園した、豊洲ぐるり公園をメインに走るコースに決定しました。
残念ながら豊洲市場横のエリアが未だ閉鎖されているため、豊洲大橋の手前で折り返す周回コースとなりましたが、走りやすさは抜群。
しかもコンパクトなコース設計なので、常にギャラリーの大声援を全身に浴びながら、気持ちよく走りきることができます。

コースレイアウトを見ていただくとわかるように、スタート・ゴール付近とガスの科学館前を除き、ほとんどが運河沿いの遊歩道を走ることになります。
このコースは、気持ちいいです。高層マンションが建ち並ぶ対岸の晴海埠頭を横目に、緑豊かな水辺を走れるのは、豊洲マラソンならではのもの。
心地よい潮風を感じながら、自己ベストを目指して皆さん頑張ってください。

なおコース設計の関係上、今年の種目は一般ラン12.5km（5周）、5.0km（2周）、2.5km（1周）、親子ラン2.5km（1周）、子どもラン1,500m（半周）となります。
またコース内には、道幅が狭くなっている箇所もありますのでご注意ください。

◉ランニングコース＆応援ポイントを徹底解説！

【コースマップのPDFはコチラからダウンロードできます】

豊洲公園に設置される、大きな黄色いバルーンがスタート地点！

1）スタート直後にガスの科学館手間を右折。集団のままスピードに乗った状態で右に曲がるので、接触しないようご注意ください。

2）まちなみ公園手前のヘアピンカーブを右折して坂を下り、左に折り返して遊歩道へ。急カーブの連続なので慎重に走りましょう。

3）12.5km走の1週目は混乱回避のため、2のヘアピンカーブを曲がらずに直進。コース上に車止めがあるのでご注意ください。

4）12.5km走の1週目は、WILD MAGICを過ぎたあたりから右の側道へ。坂を下って晴海大橋の手前で遊歩道に出ます。

5）ぐるり公園の突き当たり、豊洲大橋の手前が今コースの折り返し地点。ここからの復路は、水際の道を気持ちよく走れます。

6）遊歩道を終点まで走りきってからUターン。この地点からゴールにかけて、ヘアピンカーブと上り坂の連続となります。

7）心臓破りの坂と呼ばれ歴代のランナーたちを苦しめてきた、コース一の難所。これを登り切れば、ゴールはもう目の前です。

ここがおすすめ応援ポイント！

スタート地点に最も近い応援ポイント。スタート直後で元気いっぱいの表情とゴールを目前にした勇姿に声援を贈りしましょう。

ガスの科学館前は穴場的な応援スポット。コースより高い位置にあるため、スタート直後の写真を撮るならここがベストです。

WILD MAGICの前にあるコンパクトな応援スポット。特に12.5km走1週目のデッドヒートを見るなら、ここがオススメです。

晴海大橋の真下にある応援スポット。こちらは1日中日陰になるので、紫外線が気になる方は、こちらでどうぞ。

一番広くて見やすい応援スポット。折り返し地点に行くほどギャラリーが少なくなるので、元気な応援よろしくお願いします。

2017.09.16

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text / takao shinbori
Photo/ Hiroaki Katsumata